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革製品のお手入れをしてみませんか?

2019/2/21

お財布をご購入いただいたお客さまに「使用前のお手入れにはどんなものを使ったらいいですか?」というお問い合わせをいただくことがありますが、entoanの製品に関しては靴を含め使用前にお手入れをしていただく必要はありません。

もともとたっぷりと油分を含んでいる革を使用しているのと、靴に関しては仕上げの磨きをしてお届けしています。

また、ロングウォレットなどに使っている革は最初はマットな質感ですので、クリームやオイルを急に入れることでシミになってしまったり、質感自体が変わってしまいます。
使い始めて1〜2年ほど経ち、革に艶が出始めて少し乾燥や傷などが気になったときに汚れ落としやクリームなどをお使いください。
(靴は履く頻度によりますが、2週間〜1ヶ月ごとにお手入れしてあげると長持ちします。)

 

 

今日は自分たちでも使っているロングウォレットのお手入れをしてみました。

  使ったケア用品はTARIRのレーダーオイル(汚れ落し)とレーダーフレーゲ(皮革用乳液)馬毛ブラシです。

・まずはレーダーオイルで手垢やほこりなど汚れを落とします。
(お財布の裏や端の目立たないところでシミにならないか試してから全体を拭き上げてください)

・カードスリットの奥の方やじゃばら部分など見えない部分にも意外と汚れがたまっているので忘れずに。

・レーダーオイルの浸透が落ち着いたらレーダーフレーゲで油分と栄養を補給します。
こちらも革の隙間など全体にまんべんなく。

・最後に馬毛ブラシでブラッシング。きれいな艶がでます。

 

 

レーダーオイルもレーダーフレーゲも均等に塗りこまないとシミになりやすいので注意が必要ですが、液体なので油分や栄養の浸透がよく、乳化性クリームよりもベタつかずさらっとした仕上がりです。

また有機溶剤や石油化学性の成分は入っておらず、すべて天然成分のみでできているため、直接肌にふれるお財布などの革小物にもおすすめです。

使い始めて1年ほどのロングウォレットのグリージオとナチュラルです。

艶が出て、色もだいぶ深みが増してきました。

使い込んだときの経年変化も革製品の楽しみの1つですね!

お手入れをしながら永く使っていただければうれしいです。
お手入れや修理などお困りのことがあれば何でもお問い合わせください。

 

長らく完売していた馬毛ブラシと新しくデリケートクリームもウェブストアに入荷しております。

この機会にぜひお求めください。