先日のこと、日々の自分たちの調整では直しきれない機械のメンテナンスをしていただきました。

以前、ぶらり途中下車でentoanを紹介していただいたときにチラッとだけ映ったミシンを見て、
「あれはオレのところのミシンだ！」
と、ミシン屋さんが言っていたよ、と知り合いから教えていただき、８年ぶりにそのミシンを購入したサイトウさんに会いに行くことに。

entoanの工房にある３台のミシンのうち、2台の調子があまりよくなかったので調整をお願いしました。

サイトウさんのところで買ったミシンは5分もしないうちにちゃちゃっと調整し、
今まで何人にも調整をお願いしてもお手上げだったポストミシンもあっという間に絶好調に。。

信頼できると確信し、革漉き機も調整していただきました。

手つき、仕上がりの良さ含めてサイトウさんは別格で、その職人技にとても感動をした1日でした。

もっと早くお願いすればよかった。

この道50年、後継者はいない様子でした。
こんなすばらしい技術を絶やさないためにはどうするべきか、深く考えてしまいましたが、すぐに解決策が思いつくほど簡単な問題ではないような気がしています。。